その気にさせるマネジメント
NBAに一巡目で指名された八村塁選手の快挙が話題になっています。
歴史的な快挙であり、すごいの一言ですが、私としては「そのストーリー」に興味が湧きますね。
中学初めまではバスケ無経験の選手が、同級生の勧めでバスケを初め、その才能を開花させていく・・というものですが、その背景に「中学の恩師の存在」があり、その先生のマネジメント無しで語れないというものです。
報道で見ましたが、その先生の携帯に直接連絡もされていました。
インタビューでもネイティブな英語で答えておられましたし、その努力だけてスピンオフが出来るくらいですよね。
恐らくそのバスケの才能などは、分かる人が見れば疑う余地のないものだったのだと思うのですが、コーチとして優れているのは「才能ある人をその気にさせる技術」だと思います。
「お前はNBAにいける、NBA行くぞ」
「お前はマイケル・ジョーダンみたいだ」
・・と「褒め続けてくれた恩師」だからこそ、「今でも一番に連絡する恩師」なのでしょうね。
(更に本人の努力も相まって頂点の入り口に立つことができた)
例えば「月に行くぞ」と誰かが言わなければ、「誰も月に辿り着くことは無い」訳です。
自らと自らの環境に置き換えて想像すると「その気にさせる技術」が無ければ、NBAに指名されることも無いのです。
上司たるもの「その気にさせるマネジメント」を心掛けたいですよね。