
セーフティーファースト?
施工計画書には「安全第一」と書かれている現場が多いですよね。
また、社旗を掲揚する現場事務所もあると思いますが、その場合も「安全第一」と掲げていると思います。
安全書類をみる機会もありますが、どの会社もたいがい「大同小異」です。
また最近では「安全第一の意味・背景」を理解していない土木技術者も増えたように思います。
(否定する訳ではありませんが・・)
では安全第一を謳う建設会社は「本当にセーフティーファースト」なのでしょうか?
と、何でも物事を違う角度から見るのが好きな私は、そのような現場をみると「では第二は何ですか?」と質問することにしています・・・笑
(意地が悪いね)
安全第一の生まれた背景は、1900年代初頭、アメリカで誕生したもので
・USスチールは多くの労働災害を何とか減らせないか、と当時の経営方針を
「生産第一、品質第二、安全第三」から「安全第一、品質第二、生産第三」に変更したのですが、それが日本に入って来て今に至る・・といったところです。
つまり100年前のスローガンを現在も疑わず使っているということですね。
ちなみに私の知り合いの知り合い・・(笑)
の建設会社では「安全第二」を堂々と掲げている会社もありますよ。
(第一が何か、はココでは伏せておきます)
私があまり好まないのは「100年前の方針」を真似たまま、工夫が無いことだったりします。
「何を優先」するのか議論することが大事ということですよね。