
ポットホールメジャー&舗装点検アプリ
東亜道路工業さんが、道路のアスファルト路面に出来た、ポットホールの補修や舗装状態の点検などに活用できる二つのスマートフォンアプリを開発したとの事です。
ひとつはポットホールメジャーというアプリで、もうひとつは舗装点検アプリです。
どちらもAndroidに対応しており、ポットホールメジャーはiosにも対応しているとのことです。
(私はiPhoneなので、ポットホールメジャーは実際にダウンロードして使ってみました)
なんと、太っ腹なことに、どちらのアプリも無料との事ですよ。
ポットホールメジャーは、補修に必要な合材の量を計算するアプリです。
スマホでポットホールを撮影し、その部分を指で塗りつぶして、ポットホールの深さなどを入力するとポットホールの面積・体積が自動計算され、補修材の必要量が分かる仕組みになっているそうです。
ボリュームは同社が販売する合材製品ごとに表示され、点検日時や位置情報は測定記録として保存できるとの事です。
舗装点検アプリ、は車上目視による点検をサポートするアプリです。
(安全のため、運転手以外の人が操作する必要があります)
ひびわれ・わだち・縦断方向の凹凸から点検項目を選択のうえ、走行中の車内から舗装の状態を運転手以外の人が、目視により3段階で評価してタップすることで、測定結果を記録します。
また、測定記録は画面で確認することができ、CSVファイル形式で出力することも可能との事ですよ。
最近、道路維持を請け負っている現場代理人の方と話す機会があったのですが、道路維持分野はICT化が遅れている部分が多く、改善余地が大きいとの意見を聞きました。
極力このようなサービスを活用することで、省略化に繋がれば良いですよね。