正常性バイアス

最終更新: 2019年6月19日

正常性バイアスとは、認知バイアスの一種。 社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。


自然災害火事事故事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる


~ここまで引用~


少し前に東京・江戸川区が発表したハザードパップに「ここにいてはダメです」と刺激的なワードで注意喚起がなされており、賛否両論様々な意見が寄せられているとのことです。


推測ですが、賛否両論が出て来ることを想定したワードにしたのでしょう。


議論すること、あるいは注目してもらい、自分の身に起こることを現実的に感じてもらうことが目的のひとつだったのでは無いでしょうか。


防災から少し論点がうつりますが、正常性バイアスは現場でも十分に起こりうることです。


例えば、道路上で規制をかけて作業している方々も、体感するたび自ら感じる危険性は減少していくと思います。

(本当は命を危険に晒して作業しているのですが、可能性を少なく見積りするはずです)


ただ、リスクアセスメント上での可能性が低いという「だけ」で、可能性は「ゼロ」では無いですからね。


万が一のときを見越して「正常性バイアス」をうまくコントロールする必要があると思います。


「刺激的なワードで注意喚起」する事も、現場では安全管理上の工夫になると思いますよ。


12回の閲覧

最新記事

すべて表示

コミュニケーションギア

建設・土木現場では、極力重機などの騒音が発生しないように努力していますが、それでも何もしないよりは「うるさい」です。 市街地では、道路規制や近隣の状況に鑑み、やむを得ず総合的に夜間工事を行う事などもあり、現場担当者はかなり気を使っています。 (自分もそうでした・・) ただ、作業に集中するあまり、指示や連絡などの「声」がついつい大きくなってしまう事も多々生じます。 そのような時は非常に近隣に迷惑が掛

Mavic Mini

建設業でドローンといえばDJIですよね。 既にご存知の方も多いと思いますが、Mavic Miniが発売になりました。(私も買いましたよ!) 折りたたみ式で、2.7Kの映像が撮影できる、DJI史上最も小型なドローンです。重量は日本仕様で199kgで製造されるため、今までより手軽に使用することが出来ると思います。 MavicMiniの操作にはDJI FLYアプリが必須になります。また、DJI FLYで

BIM/CIMポータルサイト

国土交通省は、より一層のBIM/CIM活用を促進するため、関連情報を一元的にまとめ、各資料にアクセス可能な「BIM/CIMポータルサイト【試行版】」を2019年8月に開設したそうです。 サイト内では、国土交通省が策定したBIM/CIMに関する基準・要領、日本建設業連合会や日本建設情報総合センター(JACIC)などの関連団体などが公表しているBIM/CIM関連情報へダイレクトにリンクしているとの事で

© 2023 by James Consulting. Proudly created with Wix.com