
肯定的に否定する
複数の意味はあると思いますが、私は以下のように定義しています。
・批判とは良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定すること。
・否定とはそうではないと打ち消すこと。
・因みに非難とは欠点やあやまちなどを責めとがめること。
といった具合ですが、この辺りが混同している人に出会うと「話がややこしく」なります・・(笑)
「批判」は言葉のニュアンスから悪い意味で受け取られる事が多いが、本来そうではありません。
また「否定」も同様ですが、私としては表現方法に技術があれば「肯定的に否定することが可能」な訳で、一番説得力が生まれると思っています。
「非難」は好きではありませんが、批判も否定も「非難とごちゃまぜ」に受け取られる事が多いです。
以前勤めていた建設会社では、「意見を出させやすくする目的」で「他人の意見を否定しない」なんていうバカなルールを設定していた事もありました・・・(汗)
これだと「ツマラナイ会議」になってしまいますよね。
(形骸化する報告会ならこれで良いですが、会議にする必要はないですよね)
先に述べたとおり「否定するには技術」が必要で、ディベートするには大事な基礎となる部分です。
キチンと意味を咀嚼することで、ボタンの掛け違いを予防することが出来ますし、無駄な会議をしなくて良いのだと思いますよ。