色んな意味で・・
少し前に東海地方の工事現場で、歩行者の方が転倒し大怪我をされるという事故の記事を見かけました。怪我をされた方には心よりお見舞いを申し上げます。
(記事のリンクです。古くなると切れるかもしれません。問題がある場合は削除致します。)
https://hicbc.com/news/detail.asp?id=0004A9E0
私には詳細が分からないので、あまり適当な事も言えないのですが、記事を見た範囲で感想を言うと「色んな意味」で驚きました。
驚いた理由はいくつかあるのですが、特に大きい理由は「工事現場の歩行者通路に3cmの段差」が生じていたことです。
現場ヤードの中では段差など生じることは多々あるのですが、関係者は分かっているので基本的に問題ありません。
今回は「歩行者通路」として一般に開放していた部分なので言い訳は出来ないのだと思います。
また、私も市街地の歩道工事などを沢山行って来ましたが、現場を担当している時は「5m
m程度の段差」は修繕させていました。
(原則としてmm単位で擦り付ける、勾配なども気にしていた)
例えば「歩いて確認する」だけではなく、段差を拾いやすいスポーツタイプの自転車で確認したり、場合によっては車椅子を使って確認したり、「自分以外の立場に立って点検」もしていましたね。
記事によると目印として糸を張っていたらしいですが、その手段を批判する意味ではなく、「他に方法があった」と思ってしまいます。
(特に今は測量技術も進んでいますので・・)
更に「一般者の方や、交通弱者と言われる方々の目線」で現場を見ていない事も要因のような気がします。
いずれにせよ「対岸の火事でなく他山の石」としなければなりませんよね。