複合現実MRシステム Trimble Mixed Reality
正式リリースはまだだと言うことですが、複合現実MRシステム Trimble Mixed Reality 「SiteVision」があれば、やりたいことは実現出来そうですね。
詳細はココの記事を見ると良いと思いますが、特にGNSSレシーバーとGoogle ARCoreテクノロジーを組み合わせたMR技術(Trimble Mixed Reality System)で構築され、世界で初めて屋外における高精度な複合現実システムを実現するという事ですよ。
つまり、今まで面倒だった市街地での電線共同溝工事などの用途におけるMR技術を使った設計や施工にも十分に対応出来ると考えています。
記事によると、新設の道路や構造物、既存の地下埋設物、完成時の景観などについて、現実空間に設計空間を重ねた状態で、360°に渡りビジュアルに確認することができるとされています。
また、3次元設計データに正確な世界座標が付与されている場合、Trimble Catalyst softGNSSレシーバーとGoogle ARCoreテクノロジーの連携により、現地と設計の面倒な三次元位置合わせを自動で行い、現実空間に設計空間を高精度マッチングさせることが可能である。
という事は、今までの問題点もクリアになり、安全性の向上や、地下埋設物破損の回避など、高精度な施工管理が可能だということですね。
今後も注目しておくと良いと思います。