過去は変えられないが・・
昨年の話になりますが、私の知り合いの建設会社で不幸にも「労働災害」が発生しました。
詳細な内容については守秘義務があるので話せませんが、人の命にかかわる重大な事故だった訳です。
その建設会社から、事実関係の調査及び後処理、関係各所への報告及び対応がひとまず落ち着いた後、「社内向けの安全教育」をお願いされ、一日かけて講話させて頂いた事がありました。
(昨年の話です)
私自身、「自分の現場では事故を起こしたことが無い」のが自慢でしたが、全体をマネジメントする側に立ったときに部下の現場で労働災害が発生した事が「反省点」です。
そのような経験から「私自身の経験や考え」を切り口に安全講話をさせて頂いた経緯もあり、「その後のフォローアップ」を行っている訳です。
その安全講話の中でお伝えしたことですが・・・
不幸にも事故が発生してしまいました。非常に悲しいことですが、だからといってネガティブになり「何も努力しない」のは、亡くなった方に対して、「更に申し訳ない気持ち」になりませんか?・・・というフレーズがありました。
悲しいが過去は変えることが出来ません。
しかし「過去に対する認識」は変えることが出来る訳です。
(自分と未来も変えることが出来ますね)
何もせず、逃避するだけでは「変えること」は出来ません。
簡単に背負いきれないものであっても、責任を全うする必要があると思いますね。