大手ゼネコンさんが施工する現場にて「測量ミスによるトンネル掘削中心位置がずれる事象が発生」したとの事です。
参考URL
https://corp.w-nexco.co.jp/newly/h30/0220/
(リンクは切れる可能性があります)
「大手ゼネコンさん」であろうが「ミスが起きる時は起きる」という事ですが、それで片付けてはならない現象です。
我々が勘違いしてはならないのは、だから中小建設業だって当然ミスはするのだという事では無いですよね。
(勿論、ミスの予防的措置は必要なのですが)
ここで論点としたいポイントは「ミスが発生した後の対応」です。
大手ゼネコンさんの場合は「ミスの発生したその後の対応も含めて」安心を提供する能力がある訳です。
(想像ですけど・・・笑)
労災を含め「何かあったときの事後の対応次第」で、ミスの失点は仕方がないけれど「その後の信用を増やすこと」は可能なのですが、その事を理解出来ていない建設会社が多いと感じます。
大手ゼネコンだろうが中小建設業だろうが「当事者は不安」なのですよ。
(場合によってはパニックになる)
普段から本社のフォローがあるから「冷静に対応」できる訳で、冷静な判断が出来るはずのない当事者に対して、叱責する等の行為は絶対に行ってはダメですよね。
思考的に必要なのは他責ではなく、フォローアップ「だけ」ではない時代なのだという事に気づくべきです。
この機会に「自社の普段の体制」を見直しておくと良いですよね。